頭ヤベンジャーズ~人生エンドゲーム~

あらさー独身男子のくだらない日常

【ネタバレ有】グランツーリスモ

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連休最終日の現実逃避目的で見に行ったら大当たりでした。期待せず見に行った作品が神だった時の充実感がありました。

ここ最近、ストーリーが難解な映画ばかり視聴していたので、友情、努力、勝利に焦点を当てたシンプルな王道のサクセスストーリーでとても分かりやすくかつメチャクチャ面白かったので、満足感と充実感でいっぱいです。なんで、話題にならないのか不思議なくらい面白かったし、熱いスポ根展開に感動しました。

物語は先にあげたように、昔のTHEアメリカ映画に典型的なサクセスストーリー(紆余曲折や様々な困難を乗り換え、ラストで何か強大な敵に勝って皆んなでフォーイェーイするトップガン的なやつ)でグランツーリスモっていうプレステのゲームが大好きなゲーマー少年がゲームの大会で優勝したことをきっかけにその特典として天下の日産自動車とプロレーサーの契約をもらうチャンスをいただくところから始まる。内容は漫画10巻分を2時間でまとめたかのようなスピード感がありテンポも早めだったので、もうちょっとストーリーに深みを持たせたり、他のキャラを深掘りして欲しいというちょっとした不満もありつつも飽きずに楽しめました。

僕が好きな大きな理由は何と言ってもスポ根の王道の少年漫画展開、物語りの中盤あたりで、精鋭のゲーマー達が集められてどんどん脱落していって1人だけアカデミーの中からプロになる人材を選出するサバイバルゲーム(僕はこの中盤の展開をアカデミー編と勝手に読んでる)が行われるんだけど、ここのアカデミー編がマジで好き、友情とかデビットハーバー演じる鬼教官とか好きな要素の宝石箱だった。ここでの友情が後半の伏線要素になってるのも最高。

で、何と言っても最後の展開(僕はこのラストの展開を最終決戦編と読んでいる)熱すぎて、ハラハラドキドキしながら息を呑んで見てました。レースシーンのモーター音やレーザー視点のカメラワークとか臨場感あって本当に楽しかったし最高だった。物語を盛り上がる要素のひとつである強大な敵がまあ、嫌なやつでそいつとの最終決戦が本当に言葉に表せんほど面白かった。そこに至るまでの大きな挫折や仲間や教官との絆だったり、親から夢を否定され続けた過去があったり、周りからゲーマーだからと舐め続けられたりと色々な紆余曲折があったから最後の熱い展開はホントに泣けました。あと、これがまさかの実話という。実話映画あるあるのエンドロールで実際の人物の写真と解説があるやつマジで好き。

あと、オーランドブルームが職場の近くにおったし日本語喋ってたのよかった。

 

てな感じで、多分日本人が大好きな要素があり以下、端的にまとめました!オススメです。

・家族の大反対をおしのけゲーマー少年がプロのレーサーを目指す。

・アカデミー入学編(精鋭ゲーマー達がプロの座を巡ってサバイバルゲーム)

・メチャクチャ意地悪な最低最悪の強大なライバルの出現

・大きな挫折、敗北

・最終決戦!!

・イェーーーーーーーーイ!!フォーーーーーーー!

・家族との絆

・実話

何度も言いますが、レースシーンの臨場感すごいので可能なら劇場で見に行くことをお勧めします。