頭ヤベンジャーズ~人生エンドゲーム~

あらさー独身男子のくだらない日常

マチルダ

私にとって今年の映画初めの1本はこちらになります。

f:id:yamahay:20230103060519j:image

ネットフラックス配信映画「マチルダ・ザミュージカル」です。

そこまで期待せず観ていたのですがクオリティ高くて普通に楽しめました。なんといっても、耳に残る楽曲の質の良さがこの作品のレベルをワンランク上げてると思います。また、キッズたちの演技や歌そしてダンスが尋常じゃなく上手い。ツッコミどころは沢山ありますが、そこも微笑ましいぐらいストーリーがスカッとする展開で、新年一発目の作品としては文句ない清々しい映画でした。

簡単なあらすじは主人公のマチルダは、賢く天才的な少女でしたが、両親から育児放棄を受けていた。また、彼女の通う学校の校長は恐怖や過度な虐待で児童たちを支配していた。マチルダは親や校長からの理不尽や不公平に持ち前の知識とのちに覚醒する超能力を武器に立ち向かっていくと言うもの。校長先生の圧倒的なヴィラン感が、張り切ってて同情の余地皆無の完全悪って感じがキャラクターとして印象的で良かったし、そこに生徒たちが立ち向かって行くという構図は大好物。先述した通り、物語の途中からいきなり、主人公マチルダが超能力に目覚めるという非現実的すぎて急すぎるトンデモ展開で若干置いてきぼりにされますが、そんなことはどうでもよくなる。私が個人的に、オススメのシーンはブルースという少年の3段のホールケーキ爆食いシーンとその前のゲップするとこです。笑ったのでそこに注目していただきたい。またもう一個の注目ポイントとしては何といっても最後クライマックスの生徒全体でのパフォーマンスシーンは圧巻です。歌とダンス、そして構成と全てに置いて開いた口が塞がらないほど圧倒されました。Twitterでみた、撮影の裏側を拝見したのですが、制作側の努力や気合を感じられました。

本作の中で個人的に疑問に思ったのは、なんで主人公は先生の過去を知っていたのかについては謎なので有識者の方は是非教えて欲しいものです。それも、主人公の秘めた超能力という設定で片付けてしまって良いのでしょうか。

まあ、そんな疑問もどうでも良くなるほど、スカッとするし、どこか心温まるネトフリ作品としては質が良い部類のミュージカル映画でした。