頭ヤベンジャーズ~人生エンドゲーム~

あらさー独身男子のくだらない日常

終末のワルキューレ

Netflixオリジナルアニメシリーズ「終末のワルキューレ」が配信されたので全12話を1日で視聴しました。(暇人・オブザ・デッド)

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正直、とっつきにくいし個人的にビジュアルが好みじゃないので普通なら観ない類のアニメなのですが、以前アメトーークで芸人さんたちがゴリ押ししてたのが非常に印象的だったので見ることにしました。

見る以前は、コメディ全開の馬鹿アニメだと勝手に思っていたけど、確かにその一面も持ち合わせていたけど、蓋を開けてみたらすっごく面白くていい意味で期待を裏切られた。

簡単なあらすじを説明すると、人類は長い歴史の中で自然破壊や戦争等を利己的な理由で繰り返してきた。人類の創造主たる神々たちがその様子を見かねて人類滅亡、つまり終末を迎える決断を下したが、その決断に抗う半人半神のブリュンヒルデが「人類と神々で一戦を交えてから結論を下してみては?」と提案をする。神々はこれに賛同し、人類存続をかけた人類VS神々の最終決戦、通称ラグナロクが開催されるのであった。

ラグナロクは神、人類側それぞれ13人が選抜され先に7勝した方が勝利するといったもの。神側は北欧、ギリシャ神話等、あらゆる国々の代表的な神が選抜されている。詳しくは知らないけど名前ぐらいは知っている神々が登場しておりその神々に関する人物像や背景、歴史などの簡単な解説があって中々興味深い。このアニメシリーズの中では、雷神トール(多分マーベルで言うソーのことかな?アースガルドっていう国の名前も出てくるし...)やオーディン、ロキ、ポセイドン、シヴァ、ゼウス、ヘラクレス等が登場する。神というだけあって人類に勝気があるのか?疑問が生じるレベルの圧倒的かつ異次元の戦闘力を有している。

戦闘スタイルで言うと先述した、アースガルドの雷神トール(やっぱソーのことなのかな?)がめちゃくちゃカッコいい。僕は雷属性のキャラクターを好むので、ミョルニルっていうハンマーと雷を巧みに使う戦闘スタイルがたまらんのですよ。ただ、本能的には人類側を応援してしまうのですが。

人類側に関しては、あらゆる時代から、最強人類を13名選抜してラグナロク に参加するのですが、2戦目の人類ファイナンバー1の最初の人類「アダム」の戦闘スタイルが印象的。みたものをコピーする写輪眼みたいな能力は最高ですね、あと人類(自分の子供達)の為に最後の最後まで、死んでなお戦おうとする、クールさの中に熱い思いを持っているそのギャップがカッコいい。

アニメの中では最終で登場した、佐々木小次郎と海の神ポセイドンとの戦いは激アツ展開でした。こんなぶっ飛んだ設定のアニメで涙するとは思はなかったけどテンポもよくて佐々木小次郎とかつて生前に彼と剣をかわしてきたサムライ達との絆が美しいし、少年心をえぐってくる。多分世の中の男はみんな好きな展開だと思う。

かなり、どっぷりこのアニメにハマってしまったわけですが、良いところで終わってしまってシーズン2はよ!!!!がすぎるのじゃ、

いやいや、4戦目のカードが激アツすぎるのですよ。ギリシャ神話に登場する半人半神で正義感の強い好青年、あの、ヘラクレスとイギリス最大の謎で誰もその顔を見たことない殺人魔でサイコパス的な人格を持つ切り裂きジャックことジャックザリッパー。これは完全に正義と悪という構造が出来上がってるわけです。ヘラクレスを応援したいところだけど、人類存亡の為に我々はドクズのジャックの勝利を願わないといけないのは複雑すぎる、、、ってところで本編が終了してしまったのです。うぉぉぉぉお気になる。

ヘラクレス...もともとは貧弱でひ弱い人間であった。地獄の番犬ケルベロス素手で倒した伝説をもつ。

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このヘラクレスとジャックの戦いが原作ファンの中でも最も胸熱な展開らいしので気になる。けど、今年に入ってからすでに40冊くらい漫画を買っているのでコミックを買うのは躊躇してしまうのでシーズン2は明日にでも配信してほしい。