頭ヤベンジャーズ~人生エンドゲーム~

あらさー独身男子のくだらない日常

進撃の巨人ファイナルシーズン本日スタート

私が人生で最も衝撃を受け、記憶を消して再度見たい漫画は以前も述べたが「進撃の巨人」であり、そのファイナルシーズンのアニメが本日始まります。呪術廻戦や鬼滅などほかの作品を比較対象に挙げるのは好ましくはないが、ストーリーの重厚さやメッセージ性、そしてキャラクターの心理描写、物語の運び方や終わり方、そのいずれをとっても今まで見てきたどの漫画よりも現時点で完璧と言えます。

▼以下トレーラーになります。

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アニメの展開的にはここからは怒涛の伏線回収ラッシュが始まります。アニメ勢からしたら若干ネタバレ的な表現になってしまいますが、進撃の巨人を1言で伝えるとするならば「全部エレンがはじめた物語」です。後半にかけてこの言葉の真の意味に気づいたとき間違いなく鳥肌ものの衝撃を受けることでしょう。

初期から振り返ってみると、初期は単に人間が巨人に襲われる構図、いわばゾンビ映画のようなパニック系のアニメだと思われがちですが、よおおおおく観てみると深堀すると違うのです。初期でミカサがみた謎の夢であったり、あと1話の時点でエレンのお父さんが、ほんの一瞬ですがチラッとよそ見をしている誰もが見逃しているわずかな描写がありますがすごく重要な意味が隠されております。また、なぜエレンの母は巨人に食べられてしまったのか。こちらにも実はとんでもない真相が隠されております。などなど…ここからのアニメの展開は初期の頃からの何気ない描写の中の答え合わせが始まります。

私自身もこのトレーラーを観て、あまりのクオリティの高さに驚いております。これからの怒涛の展開の中にスピーディーで熱のこもった作画であったり声優さんの魂のこもった演技が組み込まれると思うと間違いなく漫画を越えてくるすばらしい作品になることは間違いないと感じております。

では、「深い」と何度も述べておりますが、いったい何がどう「深い」のか。。。それは現代社会の抱える社会の闇を深い心理描写を用いて漫画の中でとてもリアルに表現されている。具体的に言うと「歴史認識」・「民族間、人種間の差別」・「迫害」・「戦争」・「人権」が残酷で生々しくかなり現実的な形で、まるで本当に歴史の中で起こっていたかの如く描かれており、そういった社会の闇やしがらみからの真の自由を求めて孤軍奮闘しているのが主人公エレンなのだ。しかし、どんなに生活が豊かになっても価値観の衝突は起き決して人々の争いは消えないというメッセージ性も感じられ本当に勉強になるし、義務教育にしても良いと思います(ちょっとグロいけど)。

今から、観始めるのはハードルがかなり高いかと思われますが、全人類みろアニメだと断言いたします。