頭ヤベンジャーズ~人生エンドゲーム~

あらさー独身男子のくだらない日常

怪獣8号について語る

以前より、知人や会社の方にオススメの漫画に関して聞かれる機会が多い。というのも、小学生の頃から地道に漫画を購入し続けておりまして、おそらく現時点で3000冊以上は所持しているかと思われます。今、漫画は電子化されておりますがヲタク特有のコレクター精神に火がつき全て書店で購入しております。(おそらく、世間で流行ってるやつは大体持ってるんじゃないかな?全巻持ってないものも多いが...)

そんな私のバックグラウンドを知っている方々にオススメ作品に関して日常的に聞かれるので、この場をお借りして紹介していきたいと思います。

スバリ、これ見とけば間違いないし、近い将来、爆発的にヒットすると確信しているのはタイトルにもございますが「怪獣8号」です。

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いや知ってるし!!って方も非常に多いと思う話題作ですが、本当に面白いですよね。1巻を読み始めてから、そのテンポの良さ、展開の速さ、ワクワク感で次のページをめくるたびに衝撃が走ったのを覚えております。少年漫画特有の熱い展開はもちろんですが、アメコミ大好き人間としてはたまらないヒーローもの(主人公が超人的能力を得るまでの流れがスパイダーマンとなんとなく被りますが...)ですが、主人公が32歳のおっさんというユニークな設定もいい味を出している。

そしてなんといっても、個人的なヒット漫画共通の方程式がここでも見られる。それは主要登場人物が女・男・男のスリーマンセル方式だ。これは最近だと、呪術廻戦、銀魂NARUTO進撃の巨人、映画だとハリーポッターなどが用いている手法。非常にバランスが良いのです!!!共通しているのは、女キャラがまあまあ、強い(加えて秀才キャラが多め)ことと主人公キャラが何かしら特有の力や呪いのような呪縛を持っていることです。もはや、この法則さえ有れば大体の漫画はヒットすると思うから全漫画家使って欲しい...

少年漫画畑で育った身としては、ありがちですが仲間が仲間を思う場面やお互いを守るために強くなろうとする姿勢、王道ですがこれが熱くて良い。

舞台は怪獣と呼ばれるモンスター発生率が極めて高い国、日本で32歳の主人公が幼馴染とかつて約束した夢を叶えるため怪獣の討伐を専門とする組織、防衛隊に入り切磋琢磨する様子が描かれている。ここで、ひょんなことから主人公が本作の中で絶対悪とされている怪獣になってしまうことから展開が大きく動き出す。怪獣である身分を隠して、怪獣を討伐する組織に入り、仲間とともに最強最悪の怪獣達を討伐していく。

作品の中で熱いのが、32歳の主人公が、どんなに辛い状況でも常に前を向いてそして、年齢という概念に囚われず夢を追い続けるところだ。すごく背中を押してくれる!しかも、主人公以外のキャラも個性豊かで、主人公の人柄に触れ、尊敬している姿勢にすごく好感がもてる。

この漫画に関しては去年くらいから周囲に布教し始め、漫画に興味を示さない姉の旦那もガッツリハマったので、番人受けしやすい内容だと思います!まだ、4巻までしか発売されてないのでとっつきやすいですし、なんと太っ腹なことにジャンプのサイトで1巻分が無料公開されてるのでこの機会に読んでみてください!