頭ヤベンジャーズ~人生エンドゲーム~

あらさー独身男子のくだらない日常

進撃の巨人最終回

大好きな進撃の巨人が本日発売の別冊少年マガジンにて完結しました。

すごい歴史的な瞬間に立ち会えた。大好きな漫画が終わってしまうことが非常に寂しくて、終わってほしく無くてページをめくるのが嫌でした。

 

 

感想としては、

 

素晴らしかった。素晴らしすぎた。鳥肌。号泣。嗚咽。

 

こんなに、全ての伏線を見事に綺麗さっぱり回収してくれる爽快感。そして、またまた1巻に散りばめられた伏線をここに来て余すことなく見事に回収してくる諫山先生は天才です。

あと、アニメ版で毎回、次回予告や劇中のナレーションはアルミンが話しておりますが、それが何故なのか??そんな細かい所まで最後の最後で回収してきて。鳥肌たちすぎて、自由の翼生えてファルコンになって飛び立ったよ。

 

だいたい長期連載の少年漫画はどこかしらでマンネリ化してしまうことが多いですが、進撃の巨人に関しては常に展開がめちゃくちゃ早くて常に面白かったし、胸を張って人にオススメできる名作です。ひとつの大国の歴史を始まりから終わりまでを深く描いていて、見逃してしまいそうな細かい人物描写も意味があって、本当に読み応えありすぎました。

 

大学生の時、一時期、世間的に進撃の巨人が社会現象になりましたが、僕はその時イマイチ、ハマれませんでした。というより読んでませんでした。

ミーハーなティーンが好きそうな、内容の薄い単なるグロ、パニック系だと思っていたからです。ただ、ブームが落ち着いてから読んでみたら、面白すぎて、内容も深すぎて、展開も全く読めなくて遅咲きでハマりました。とくに、物語が壁の中から壁の外を中心として描かれた中盤〜後半あたりで、前半で散りばめられた膨大な謎の答え合わせは本当に爽快でした。

今思えばあのブームの時、毛嫌いせず、世間の流れに身を任せて漫画を読んでれば良かった。もっと早く進撃の巨人に出会いたかったと後悔しております。

 

いや〜なかなかこんな素晴らしい最終回に出会えないよな。

 

ファイナルファンタジーもなくて良かった。

(※ファイナルファンタジー(最終回発情期)とは、長期連載少年漫画の最終回、もしくは終盤で、登場人物が次々と登場人物同士(身内の中)で結婚して、なんなら、いつのまにか子供もうんでる現象。少年漫画では、あまり恋愛描写が描かれないため最終回で急に意外なカップリングがあったりして読者からは賛否両論を生みやすい。ブリーチ、ナルト、そして今社会現象となっている鬼滅の刃にも用いられている手法。僕は個人的にファイナルファンタジーが始まると少し萎えてしまいます。)

 

 

今日一日、いや暫くは余韻に浸れそう。

ただ、余りにも偉大すぎた作品が終わってしまい、ものすごい喪失感に襲われております。

 

ありがとう。104期が大好きです。