スナイダー監督の最新作でネットフリックスで公開ほやほやの「アーミーオブザ・デッド」をさっそくですが視聴しました。
超絶見たすぎるジャスティスリーグのスナイダーズカットの公開を控えたスナイダー監督の最新作ということで、かなり自分の中での期待値が高すぎたためか、ちょっとうん？？と腑に落ちないシーンであったり、伏線を匂わせたシーンが何でも無かったりちょっと雑な展開だったり天下のスナイダー監督の作品だからこそ残念ではありました。ただ、頭を空っぽにして何も深く考えず観るにはとても良いエンターテイメントだとも思います。事実ツイッター等SNSで感想を見ると面白いといった好印象を持ったコメントを多く目にする。
あらすじは、とある事故によって人々がゾンビ化してしまい隔離されたラスベガスが舞台となっており、ゾンビで溢れかえったラスベガスのカジノの地下金庫に眠る大金をゲットするため様々な道のスペシャリスト達を集めチームを組んで大金ゲットのミッションに挑む。といった感じです。まあ、ゾンビものではお約束ですが、隔離されたラスベガスに対して政府が爆撃予告をしており、その爆撃までのタイムリミットの中でラスベガスに忍び込み大金ゲットのミッションコンプリートを目指します。
見終わった直後の感想としては、素直に疲れました〜！あっちこっちで死亡フラグでまくるので、いつその時が来るのかヒヤヒヤしながら見ました。あと、ひと昔のこういったパニック映画ではありがちな、足を引っ張ったり利己的なクズキャラ(死亡フラグそのもの的キャラ)は容赦なく、殺される。わかってても、殺され方がエグくて目をつぶってしまった。そう、僕自身グロいシーンや急にバッ！てゾンビが出てきて脅かして来る展開が苦手なので、そう言った場面が所々にあって悲鳴をあげながら見ました。怖かった〜キモかった〜
あと、虎のゾンビがいたり、ゾンビに意思があって、ゾンビの中にゾンビの王(ボス的なゾンビ)がいてゾンビたちは統率されていたりと、従来にはない斬新な設定は良かったけど、生かし切れてはいない。あと、登場人物に対して総じてイライラする。イライラしすぎて、逆に笑えてきさえする。
あと、個人的にかなーり胸糞悪い終わり方だったと思う。
マイナス面ばかり呟いてしまったのですが、もちろんスナイダー監督というフィルターを外せば及第点だと思うし普通に面白い部類に入る。特に、オープニングはかなり良い、この映画のオープニングは素晴らしい。残酷なラスベガスの現状を優雅な音楽に乗せて描いてるのは凄く良い。僕自身、素敵な音楽を乗せたオシャレな映画のオープニングが大好き(ララランド、ベイビードライバーetc...)なのでこう言った演出は大好き。
あと、さすがスナイダー監督というだけあってアクションの見せ方がすごく上手。爽快感がすごい。もっともっとアクションを見せてほしい。
良い面、悪い面、色々な感想を書いて見ました。結論を述べると、映像的にも見応えはあるし普通に面白いけど、深く考えてしまうと残念な部分が所々に見えました。よって、深く考えずに、むしろ何も考えずに見ることをオススメします。
